アニス・ウッザマン氏 独占ロングインタビュー!

今回は贅沢に、世界の経済・ビジネス界で活躍するトップランカー アニス・ウッザマン氏のスペシャルインタビューをQUEEEN MEDIA 独占公開! ウッザマン氏が赤裸々に語る“日本のいま”、そして日本女性への熱い想いをお届けします。

●アニス・ウッザマン氏 独占単独インタビュー!

これまでQUEEEN MEDIAでは「QUEEEN Contest」をはじめ、Culture、Beauty、DIET、Fasting、Astrologyなどのカテゴリー別に、さまざまな魅力ある情報を発信してきましたが、今回新たに「Business Economics」のカテゴリーを開設。

第1回目は、新時代のベンチャーキャピタルとして急成長を遂げるペガサス・テック・ベンチャーズ創業者兼CEO アニス・ウッザマン氏がスペシャルゲストとして登場! 世界を飛びまわる多忙な間隙を縫い、ウッザマン氏がQUEEEN MEDIAだけに語ってくれたメッセージとは?

ペガサス・テック・ベンチャーズ
創業者兼CEO|Startup World Cup会長 アニス・ウッザマン氏 ANIS UZZAMAN

愛する日本、そして、世界中が憧れる女性のみなさんへ
わたしがいま“想っている”こと
“大切にしている”こと


QUEEEN MEDIA単独 独占インタビュー!《前編》

「愛する日本」に対して、今わたしが想っていること

来日を機に、日本語をハードトレーニング。誰より強い“日本に恩返ししたい”という想い

本日はお忙しいなか、お時間をいただきありがとうございます。 ウッザマン氏の独占単独インタビューは貴重かつ贅沢な機会ですので、たくさんお話をお聞かせいただければと思います。それにしてもみなさん驚かれると思うのですが、本当に日本語がお上手ですね。

ウッザマン氏 —— ありがとうございます。エンジニアを志していたわたしは東京工業大学工学部進学時に初来日したのですが、そのときは日本語を話すことはもちろん、読み書きはまったくできませんでした。でも、来日後すぐに大阪外国語大学で日本語を学び始めてから、短期間で漢字を2000文字以上書けるようハードトレーニングしました。

私はもともと困難や苦労に立ち向かうことが嫌いではない性分なので、私・俺・僕・自分などの多様な一人称表記があったり、尊敬語、謙譲語、丁寧語などで成り立つ日本語をマスターするのは、とてもチャレンジングで、どうせならこの大変さを楽しんでしまおうという心持ちで日々トレーニングしていたんです。

でも、これはいまだから言えることですが、漢字だけでなく、ひらがなやカタカナもマスターしなくてはならない日本語のマスターは想像以上にハードで、学べば学ぶほど、世界で最も難解と言われる理由を肌身で実感しました。なので、基礎レベルを超えるまでは何度もギブアップしそうになったのも事実なんですよ(笑)。

ご苦労を重ねつつ、生来の負けん気で日本語をマスターされたようですが、そもそもどうして日本の大学を進学先に選ばれたのですか?

ウッザマン氏 —— 奨学金制度を利用して大学に進み、エンジニアを志望していたわたしは、進路を決める際に、さまざまなの国の奨学金についてかなり調べました。

でも、そのときあらためて感じたのはMade in Japanの強みに表される技術立国・日本への憧憬でした。実際に、私の家ではずっとSONY製のテレビを愛用していましたし、機能性が高くて壊れにくいSONY、TOSHIBA、HITACHIなどの家電を使用することは米国人の憧れでもあったんです。そうした背景もあって、圧倒的な強みで世界の人々を魅了するProduct(製品)を生み出す日本で、最新のテクノロジーを学びたいと思ったのです。

来日してまずやらなくてはならなかったことは日本語の勉強でした。そこでわたしは、漢字を2000文字をマスターするゴールを短期目標に掲げてハードトレーニングを重ねたのですが、漢字をひとつひとつ習得していくうち、日本文化の面白さや深奥な世界観にどっぷりはまっていったんです。

わかりやすい例だと、1本の樹木を表す漢字が「木」で、樹木が2本になると「林」になり、もっと増えると「森」になる。日本人の人たちにとってはそれが当たり前になっていて、その奥深さを見逃してしまっている部分もあると思うのですが、外国人のわたしにとって漢字の成り立ちや意味はとても興味深く、神秘的でもあったんです。ABC〜の26個のアルファベットで構成された言語とはまったく異なる世界観や奥深さ……そんな魅力を感じたからこそ、短期間で2000文字マスターを達成できたんでしょうね。

さらに、日々の生活のなかで多くの日本人と交流を深めるうち、米国人にはない繊細さ、丁寧さ、がんばりといった日本人のこまやかさに触れ、そうした日本人特有の気質に基づく日本文化が、Made in JapanのProductの強みにつながっている、と理解できるようにもなったのです。

2000文字以上の漢字を短期間でマスターしたなんて、日本人もびっくりですね(笑)。日本語の習得と平行して、エンジニアとしての専門スキルも学ばれていたんですよね。

ウッザマン氏 —— 来日してからは日本語のマスターと平行して、高校レベルの化学や物理などもマスターしなくてはなりませんでした。だから、来日後はしばらく受験生みたいに猛勉強の毎日でした(笑)。東京工業大学を無事卒業してからは、オクラホマ州立大学で電気・電子・情報の修士修了(Master)をめざしていたのですが、そのときニューヨークのIBM社から「Masterはいらないから当社で働いてみないか」とアプローチがあったんです。でも、途中で投げ出すのはいやだったので、IBM社に9カ月待ってもらって、Masterを取得してから行くことになったのです。

あのとき短期間でMasterを取得できた最大の要因は、東京工業大学での“学び”のレベルが高かったから。わたしが育った家庭は決して裕福ではありませんでした。そんな自分が日本の奨学金制度を受けられたことと、多くの日本人の方のサポートのなかでハイレベルな教育を受けられたことが、IBM社から声をかけていただくチャンスにつながりましたし、何より今日の自分があるすべては、日本での生活や学びからスタートしたと思っています。だから、日本に恩返ししたいという想いは誰にも負けない……という自負があるんです。

IBM社に入社後は、エンジニアとして活躍されていたのですか?

ウッザマン氏 —— そう、初めはエンジニアでした。でも、知らないうちにトップのビジネス部に異動させられたんです。わたしはそれまでテクノロジーを学んできたため、きちんと経営やマネジメントの教育は受けていなかかったため、最初は戸惑いが強かった。でも、あとから「相手に理解しやすいよう物事を説明する能力が高い」「クライアントとの折衝時にオペレーションや説明がクリアだった」「社内での実践的なマネジメント」といったことが評価されて、トップのビジネス部に異動になったと知りました。

20代でトップポジションを任されるようになったのですが、当時わたしの周囲にいたメンターや上司から、「マネジメント領域にシフトしたほうがいい」「経営に本腰を入れたら、もっと出世するよ」と言葉をかけられることも多かったですね。そんな声を聞くうち、テクノロジーの進化に基づく未来志向型のビジネスモデルの青写真が描けるようになり、エンジニアからシフトチェンジして社長になろうという想いが次第に固まっていったんです。そして、ペガサス・テック・ベンチャーズの起業を決意するに至りました。

《前編では、アニス・ウッザマン氏が日本についていま感じている卒直なご意見をいただきました。 つづく《後編》では、日本女性に対してウッザマン氏が抱いている印象についてうかがいます。 さて、どんな意見が飛びだすのでしょうか、お楽しみに!


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QUEEENは、地域に密着した社会貢献活動、地域創生活動、広報サポート活動も行っています。

真の美しさは、心から滲み出る。内面の豊かさは、装飾美を遥かに超える。
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自分らしく、楽しみながら美を磨く。

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